【着物の話】
今日はお正月だからいつもとちょっと違うお着物です。斉藤三才さんの着物。上太郎のお父様です。

いつもは小紋が多いのですが今日は付下げです。
着物には格というのがあって、洋服でいうと小紋はポロシャツやブラウスにスカートといった普段着。付下げはちゃんとしたワンピースやスーツといった感じです。
何が違うかというと、柄の付け方。全面に柄が付いてるのが小紋。裾や袖や肩にだけ柄があるのが付下げや訪問着です。

銀座のクラブなんかだと訪問着ですね。お客様の前ではスーツの格じゃないと失礼ということですね。

私は熟りんご亭は居酒屋さんなので、小紋が多いです。ポロシャツやブラウスの格でお客様の前に立ってるということ。100万円しようがどんな素敵なデザイナーが作っていようが格は普段着です。

色んなルールがありますけど、私の好きなjotaro saitoは、それに当てはまらないものもありますね。付下げとか訪問着とか小紋とかにとらわれない、ドレスみたいな着物。明らかに普段着ではないレベルの社交着。

ルール云々よりも、来ていく先様に失礼がないように相手のことを考えて思いながらであれば、自由な感性でふさわしいと思うところに来ていけばいいと思いますよ。

今日はお正月なので少し正装してみました。割烹着着ちゃうからわかんないけどね（笑）

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