「こども食堂りんごのお家」7回目　【ママの気持ち】

今回は大盛況すぎて、開始20分で気付いたら、限定50食をこえて59人が並んでいて、あわてて59名で締め切りました。

唐揚げは追加で揚げて、お菓子も途中で追加を買いに行きました。でも最後の方の方は、かぼちゃのそぼろ煮がなくなってしまいました。

あとからあとから来てくれる家族を、残念ながらお断りしました。ごめんなさいね。

今回は寒くて風邪ひきそうな気温の中、たくさんの方が並んで待ってくださいました。
先月9月のこども食堂までは、開店を並んで待ってくれてる方が熱中症にならないかと心配するほど暑かったのですが、今回は寒かった〜。

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ほんっとに、ごめんなさい。
でも、このままやらせてください。」

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「予約制にしたらいい」「もっとテイクアウト」っていう意見もあると思います。
そうすれば食材が足りなくもならないし、予約を何時何分の回と決めれば待つ時間も少なくて済むでしょう。

私がりんごのお家を作った目的が「時間内にたくさんの食料を提供すること」なのであれば、予約制や完全テイクアウト制にします。
そうすればとても効率がいいと思います。

でも私の目的は、“食料の提供だけ”じゃないんです。

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りんごのお家を設立した最初から私は言ってるんですが、私は、すべての親が、愛情に満ち溢れて子育てしてるなんていう性善説が嫌いです。

イベントや子供と外食に行くのは、子供への愛情があるから！　なんて、そんな綺麗事ばかりじゃないです。

私の子育て経験で、「スーパーにサンタさんが来る」とか「イオンで〇〇ショー」とか、小さなイベントでもいいから、お金がかからなくて近くでそういうのがあるだけで、心が少し楽になれた経験があります。

子供が、じゃない。　　親が！　私が！

子供に旅行とかお出かけとか外食とか、あまりさせてあげられない中で、カレンダーに「イベント」があるだけで、少し肩の荷が下りるというか。
そこに“行く”だけで、親として子供に何かしてあげられたと思えることでホッとできるというか。

私の告白
↓
プレイランドのあるマクドナルドで遊ばせながらハッピーセットを買ってあげることで、親としてダメな自分をごまかしてきたことあります。
愛してるからじゃない。遊ばせてあげたいからじゃない。
プレイランドに放流して、「私、いいお母さんだよね？」って自分をごまかして、肩の荷を下ろしたいだけ。
子供を愛してるから連れて行ってあげたフリして、「本当は「ママは何もしたくない。頼む、ここで楽しんでくれ。」ってプチ育児放棄してました。

りんごのお家も、そんな風に使ってくれて全然いいんですよ。

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予約制にしないのは、「予約したから行かなきゃ」とか「予約できなかったから行けない」っていうところにしたくないのと、

もう一つは、コロナ禍の時にみなさん感じたと思うけど、ワイワイしないとつまらないからです。

私が、お祭りイベントみたいにワイワイ来て欲しいと思って、りんごのお家やってるので、そこは私のやりたいスタイルでやらせてください。
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「今度の日曜日はりんごのお家だね！今日はりんごのお家だね。ママ早く帰ってきてね！早く行かないと締め切られちゃうよーって親子で来て、暑い中寒い中、まだ？まだ？ってお行儀よく並んでる子もいるし、グズってる子もいる。中はわんさか人がいるし、階段下にはたくさん靴が脱いであって、上はどうなってるんだろうって気になりながら、ビッフェスタイルでミッキーちゃんのお皿に自分で盛り付けて、めっちゃおいしい唐揚げ食べて、おかわりしちゃおうかなー。あと一つで終わりだってさ。お菓子詰め放題は超うれしいけどいいお菓子はどんどん先に取られちゃうよー💧かぼちゃ終わった〜🥺ドーナツなくなったから梨を切るってさ！やったー、お菓子たくさんゲット！2階でお勉強してくるー。」って。

こういう感じの食堂を、第三日曜にやってますので、お子さんと月一回の楽しみにして、来てください。

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